AGA治療で起こる初期脱毛とは?初期脱毛の期間や原因、メカニズムをご紹介!

机に向かう男性

髪の悩みとして、「加齢により髪の量が減る」「髪が細くなる」などは決して少なくない問題です。しかも、最近では若い頃から薄毛に悩まされている人が増加しています。

若い年代での髪の悩みはAGA(男性型脱毛症)といい、今では専門のクリニックも多く誕生しています。それにより、若いうちから治療をしている人も増えています。AGA治療は髪を増やす、生やすために行いますが、悩みとして多いのが「初期脱毛」です。

そこで今回は、初期脱毛とヘアサイクルの関係性について説明します。さらに、なぜAGA治療で初期脱毛が起こるのか、初期脱毛はいつまで続くのかなども併せ、初期脱毛を見極めるポイントについて解説していきます。

初期脱毛にはヘアサイクルが関係している?

初期脱毛の男性

AGA治療における初期脱毛について理解を深めるには、まずヘアサイクルとの関係性について知る必要があります。ここからは、「ヘアサイクルとは何なのか?」を説明していきますので、ぜひ目を通しておいてください。

ヘアサイクルとは?

ヘアサイクルとは古くなった毛が新しいものに生え変わるサイクルのことで、「成長期」・「退行期」・「休止期」という3段階に分けられます。

まず成長期はその名の通り髪が成長する段階を意味しており、髪の元となる毛母細胞の細胞分裂により作られた毛が押し上げられることです。人間の髪はおよそ10万本あり、そのうちのおよそ85%は成長期にあたります。

そして、退行期になると毛母細胞の細胞分裂が衰えることで毛球が退化します。退行期は2週間程度続きます。その後、休止期を迎えて髪を生やす作業は止まり、古いものは抜けていくという流れです。これら一連のサイクルは、およそ3ヶ月から4ヶ月に及びます。

AGAが発症する原因はジヒドロテストステロン

近年AGAという言葉を耳にすることが多く、今では電車の広告やテレビコマーシャルなどにより知名度が高まっています。薄毛になるのは加齢が原因であると考えている人が多いですが、AGAはなぜ起こるのでしょうか。

実は、AGAはジヒドロテストステロンが原因であるといわれています。ジヒドロテストステロンはDHTと略されるもので、ヘアサイクルのなかで新しい髪を生やすための成長期を短くする物質です。

成長期が短くなると髪が太く、そして長くなる前に抜けてしまうため、細い髪が多くなり結果としてボリュームが失われ薄毛となります。

そのため、AGA治療ではジヒドロテストステロンを抑制することが極めて重要です。しかし、AGA治療でジヒドロテストステロンを抑制すると、初期脱毛が起こってしまう場合があり、悩んでいる人が少なくありません。

なぜAGA治療で初期脱毛が起こってしまうのか?

初期脱毛の男性
AGA治療には大きく分けて「抜け毛を抑える治療」と「発毛促進する治療」の2種類があり、どちらにおいても初期脱毛は起こり得ます。ここからは、抜け毛を抑える治療と発毛促進する治療において、初期脱毛が起こるメカニズムについて説明していきます。

抜け毛を抑える治療で初期脱毛が起こるメカニズム

抜け毛を抑える治療には、「フィナステリド」と「デュタステリド」という成分が使われます。これらは毛乳頭にある5αリダクターゼを抑制することで抜け毛を防止し、乱れているヘアサイクルをもとに戻すのが特徴です。

乱れたヘアサイクルを元に戻す際に初期脱毛が引き起こるため、毛を増やすための治療をしているにも関わらず逆効果と感じる人が少なくありません。

しかし、上述した通りヘアサイクルを正常なものに変えていることから、初期脱毛が起こっていることはフィナステリドやデュタステリドが効いている証拠です。

発毛を促進する治療で初期脱毛が起こるメカニズム

一方で、発毛を促進するために使用されるのがミノキシジルという成分で、毛球に直接働きかけて乱れたヘアサイクルを元に戻す効果があります。

ミノキシジルは休止期に入っている毛根を成長期に移行させたり、成長期を持続させたりすることで発毛効果が期待できます。しかし、成長期に入るためには今までの悪いヘアサイクルをリセットしなければいけません。

その際に引き起こるのがミノキシジルを使ったAGA治療での初期脱毛です。しかし、これも上記で紹介した抜け毛を抑える治療と同様、これから毛を生やすための準備段階で起こることなので薬が効いている証拠です。

初期脱毛はいつまで続くの?

AGA治療における初期脱毛は、およそ3ヶ月続くといわれています。個人差があり一概にはいえないため、あくまで目安として覚えておきましょう。

外用薬は内服薬に比べて副作用が出にくい

上記で紹介したAGA治療に使われるミノキシジルやフィナステリドなどは、外用薬と内服薬があり人により処方されるものは異なります。そして、内服薬よりも外用薬の方が体に直接成分を取り込むわけではないため、副作用が出にくいといわれています。

しかし、その分AGA治療に対する効果も緩やかになるため、時間をかけて治療をしていきたい人におすすめです。

脱毛が初期脱毛によるものか見極めるには?

初期脱毛を疑う人

AGA治療に用いられるフィナステリドやミノキシジルによる初期脱毛は、ヘアサイクルが正常になり、今後毛が生えてくる証拠ともいえる好転反応です。しかし、必ずしも治療に向かっている脱毛とは言い切れません。

場合によっては好転反応による初期脱毛ではなく、別の原因である可能性も否定できないためです。そのため、見極め方を知っておくことが重要です。ここからは、好転反応である初期脱毛か、そうではない別のものかを見極めるためのポイントを紹介していきます。

初期脱毛を見極めるポイント①:脱毛が続く期間

上述した通り、AGA治療による初期脱毛の場合は一般的に3ヶ月程度続くといわれています。しかし、一般的な脱毛期間よりも長期にわたり症状が出ている場合は、初期脱毛ではない他の要因である可能性があります。

好転反応の場合は毛が抜けて新しく生えてきますが、そうではなくただ抜けているだけと感じた場合は、すぐに専門のクリニックにて相談をしてください。

初期脱毛を見極めるポイント②:抜け毛の量

人間の毛は1日でおよそ50本から100本は自然に抜けるといわれていますが、AGA治療による初期脱毛ではおよそ200本前後の抜け毛が一般的です。しかし、200本以上の毛が抜け続けている日々を過ごしている場合、初期脱毛以外の可能性が高いと考えてください。

もちろん個人差がありますので初期脱毛による抜け毛の可能性はありますが、念のためAGAクリニックなどで専門家に相談してみましょう。

AGA治療で起こる初期脱毛とは?初期脱毛の期間や原因、メカニズムをご紹介!

初期脱毛の人

AGA治療ではフィナステリドやミノキシジルなどの有効成分が効いている好転反応として、初期脱毛により1日200本程度の抜け毛が発生することがあります。

人間の自然脱毛は1日50本から100本程度といわれているため、一旦抜け毛の量に恐怖を覚えますが、ヘアサイクルを正して新しい毛を生やすための準備なので問題ありません。

しかし、一般的に初期脱毛が起こる期間は3ヶ月程度といわれていますので、それ以上の期間にわたり抜け毛が続く場合は、他の原因を疑いAGA専門のクリニックを受診し医師に相談してください。

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