ノコギリヤシにはどんな作用や効果がある? AGAへの効果とは? ノコギリヤシの情報を徹底調査!

音楽を聴いて目をつぶる男性

薄毛に悩んでいる人は多く、最近ではテレビコマーシャルや雑誌などでAGA(男性型脱毛症)という言葉を耳にすることは少なくありません。シャンプー・発毛剤・育毛剤など、さまざまな方法で薄毛対策ができますが、ノコギリヤシに注目が集まっています。しかし、ノコギリヤシについて知っている人は決して多いとはいえません。

そこで今回は、ノコギリヤシの基本情報をはじめ、どういった作用やAGA(男性型脱毛症)に期待できる効果があるかを説明していきます。

ノコギリヤシの成分にはどんな作用や効果がある?

黄色いサプリメント

ノコギリヤシと聞いて、ピンとくるひとはあまり多くないのではないでしょうか。

ノコギリヤシに期待ができるAGA(男性型脱毛症)や、年齢を重ねることでみられる、良性前立腺肥大への効果などを解説する前に、ノコギリヤシとはどういったものかを理解するところから始めていきます。

ヤシ科の低木|北アメリカ南東部に分布

ノコギリヤシとはヤシ科の植物で、北アメリカ南東部にかけて分布しています。およそ2メートルから3メートルの高さがあり、葉の形がのこぎりのように尖っていることが名前の由来です。ノコギリヤシの実から取れるエキスは、昔から伝統療法や民間療法に活用されており、ヨーロッパでも馴染みのある植物です。

ノコギリヤシの実は熟したものをすりつぶして乾燥させたり、そのまま使用したりなど活用方法も幅広く、お茶や抽出液にして発売されていることも少なくありません。また、昔はノコギリヤシの実に含まれている油分を利用して、アメリカの先住民族が作る伝統食に用いられたり、ランプの燃料として使われていたという歴史もあります。

ノコギリヤシの有効成分とは|遊離脂肪酸・脂肪酸エステルなどの脂溶性成分

ノコギリヤシは有効成分として、脂溶性成分の遊離脂肪酸や脂肪酸エステル、ステロール類が含まれています。これらは果実に含まれていることが多い成分で、日本でもサプリメントとして発売されているため、耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

ノコギリヤシの3つの作用を紹介!

上述した通り、ノコギリヤシには人体に良い影響を与える有効成分が複数含まれています。では、具体的にどういった効果が得られるのか、その作用について見ていきましょう。

1. 抗男性ホルモン作用|DHTの結合を阻害する

DHTとはジヒドロテストステロンといわれるもので、髪の抜け毛が増える要因です。ノコギリヤシに含まれている脂溶性成分が、前立腺の男性ホルモン受容体への結合を阻害する効果が期待できます。

2. 抗エストロゲン作用|細胞質や核内エストロゲン受容体を減少させる

ノコギリヤシには細胞の増殖を抑制させる効果が期待でき、細胞質や核内エストロゲン受容体を減少させる効果があると報告されています。

3. 抗炎症作用|炎症性の物質の生成を抑制する

ノコギリヤシにはヘキサン抽出物が含まれており、これにより炎症性物質であるプロスタグランジンをはじめとする、アラキドン酸を抑制するため抗炎症作用に期待できる植物です。

どんな症状に効果があると言われている?

ノコギリヤシは上記で示した有効成分の働きにより、良性前立腺肥大症を原因とする排尿困難や、頻尿改善に効果があると臨床結果により報告されています。

また、薄毛に悩む人には朗報となるAGA(男性型脱毛症)の発症に関係しているDHTの減少にも効果的です。臨床結果のある効果について説明していきます。

良性前立腺肥大を原因とする頻尿や痛みの軽減など

男性は年齢を重ねると、膀胱の下あたりにある臓器の前立腺が肥大していく傾向があります。これを良性前立腺肥大といい、進行すると尿道や膀胱を圧迫するため排尿障害を引き起こす原因です。

しかし、ノコギリヤシに含まれている脂肪酸を摂取することで、男性ホルモンに関わる酵素が阻害されるため、前立腺肥大による頻尿や痛みを軽減できる可能性があります。

AGAへの効果とは|薄毛への発毛・育毛改善効果はあるのか

ノコギリヤシはAGA(男性型脱毛症)への効果も期待でき、実際に改善されたという報告も研究論文でされています。AGA(男性型脱毛症)の原因と考えられている毛皮の炎症を抑えるため、脱毛を防止することから育毛効果に期待できる植物です。

また、HFケラチノサイトによる炎症遺伝子の働きを抑制するため、AGA(男性型脱毛症)の促進を抑えるうえで欠かせない成分を含んでいるといえます。AGA(男性型脱毛症)の改善に効果が期待できることから、治療を目的としてサプリメントで摂取したり、発毛シャンプーに配合されていたりすることが多いです。

ノコギリヤシには副作用はある?

ここまでで、ノコギリヤシは男性の悩みとして挙げられる、AGA(男性型脱毛症)や前立腺肥大などの改善に効果が見込めるため、良い成分であるという印象を持っている人は少なくありません。しかし、ノコギリヤシには副作用もいくつかあり報告されています。

ノコギリヤシの主な副作用には腹痛や下痢、便秘や吐き気などの胃腸に関する症状があります。また、胃腸関連以外では鼻炎や頭痛が認められており、用法・容量を守り摂取することが重要です。

そして、上述したようにノコギリヤシは、抗男性ホルモン作用と抗エストロゲン作用があるため、妊娠中や授乳期での摂取は避けた方が良いです。

サプリメントを摂取する前に|診療を受けている人は医師に相談を

ノコギリヤシは薄毛対策や前立腺肥大に効果があると期待されているため、有効成分を含んでいるサプリメントとして発売されていますが、引用する際は注意しなければいけません。その理由は、医薬品との相互作用が挙げられ、例えば血液をサラサラにする抗血小板薬や抗血液凝固薬と併用した際、その効果は増強するといわれています。

そのため、血液の流出が止まりにくくなる可能性が考えられることから、手術時の出血においてノコギリヤシが関係しているという報告があります。

また、ノコギリヤシにはa作用薬や、ホルモン療法に悪影響をもたらす危険性があるため、それらの症状に対する医薬品を服用している人は、かかりつけの医師に相談してください。

ノコギリヤシはAGA対策にもおすすめの成分!

鏡を見る男性

ノコギリヤシはAGA(男性型脱毛症)の改善に効果が期待できることから、育毛・発毛に関するサプリメントやシャンプーなどに配合されています。DHT(ジヒドロテストステロン)は髪の抜け毛が増える原因ですが、ノコギリヤシに含まれている脂溶性成分が働きを阻害するため、予防に期待できます。

また、中年男性が抱えている悩みである、良性前立腺肥大による頻尿や膀胱の痛みなども、ノコギリヤシに含まれている脂肪酸を摂取すれば防止することが可能です。ただし、良いことばかりではなくホルモン療法を受けている人に対して悪影響を及ぼしたり、血液をサラサラにする薬との併用により、手術時の出血が抑えられなくなったりします。

医薬品の飲み合わせにより危険性を高める可能性は否定できないため、良い部分ばかりではなく、悪い部分も把握し理解したうえで摂取することが大切です。例えばサプリメントを飲用する際は、かかりつけの医師に相談するようにしてください。

あなたにオススメのクリニックを探す
髪のお悩みの他の記事