フケの原因として考えられる3つのこととは? |フケ対策におすすめなケアとは

男性の頭皮

普段からこまめにシャンプーして、人一倍頭皮ケアには気を配っているはずなのに。それでもフケとかゆみに悩まされるようなら、一度原因と対策をきちんと考えてみる必要があります。

自分のフケの原因をつきとめ、適切に対処すればフケは防げます。その方法を分かりやすく説明しましょう。

ふけの原因とは? かゆみはなぜ起こる?

髪をかきあげる男性

肌のターンオーバーと同じように、頭皮も一定の周期で生まれ変わっています。肌の場合古くなった角質層がアカになりますが、頭皮の場合はフケになって落ちてきます。つまりアカとフケとは同じもので、健康的な新陳代謝の1つなのです。

しかしフケの量が多すぎたり、かゆみが止まらないようなら、その原因を確かめることをおすすめします。

フケには2つの種類がある

フケと言えば、一般的には白い粉状のものをイメージしますが、実際には頭皮の状態によってフケのタイプは違ってきます。大きく分けるとフケには2つの種類があります。

1つはぽろぽろとした乾燥性のフケで、もう1つはべたべたとした脂漏性のフケです。肌にも乾燥肌と脂性肌があるように、頭皮も乾燥気味だったり皮脂が過剰だったりするため、その状態を反映してフケのタイプも変化するのです。ではこの2種類のフケについて、詳しく確認してみましょう。

ぽろぽろした乾燥性のフケ

やや乾燥気味の頭皮でも、頭皮の生まれ変わりが適切に行われていれば、多過ぎるフケに悩むことにはなりません。頭皮も肌と同様に適度な皮脂によって、内部からの水分の蒸発を防ぎ外部からの刺激を防御しています。

このシステムが正常に働かなくなり、皮脂が不足したり頭皮の水分が保てなくなってしまうと、角質層がはがれる量が多くなり、乾燥性のフケが増えることになります。

また頭皮が外部からの刺激に弱くなるため、かゆみや抜け毛の原因にもなってしまいます。

べたべたした湿っぽい脂漏性のフケ

脂漏性のフケも、頭皮の生まれ変わりのサイクルに問題があると言えますが、この場合は特に皮脂量の分泌がポイントです。皮脂量が多過ぎると頭皮も脂っぽくなり、はがれた角質層は湿り気のある大きなフケとなります。

乾燥性のフケのように頭皮から落ちずに、逆に頭皮についたままになってしまうこともあり、皮膚トラブルの原因になることもあるので厄介です。悪化すると脂漏性皮膚炎を引き起こしたり、抜け毛や薄毛の原因にもなります。

なぜ出る? フケやかゆみの原因として考えられる2つのこと

フケやかゆみの根本的な原因は、いわゆる頭皮のターンオーバーに問題があると考えられます。健康な頭皮なら適度な量の皮脂が分泌されて、頭皮に必要な水分を保ちながら、外部からの刺激をシャットアウトすることができます。

しかし正常なターンオーバーが行われなくなり、皮脂が不足したり過剰だったりすると、角質層にトラブルが生じてフケやかゆみに悩むことになるのです。では乾燥性と脂漏性のフケには、それぞれ具体的にどのような原因が考えられるのでしょうか?

頭皮の乾燥|シャンプーのしすぎ

乾燥性のフケの原因は、やはり頭皮全体が乾燥肌の状態になっていることでしょう。まずは体質的に皮脂の分泌が少ない場合が考えられますが、過度のシャンプーや洗浄力が強過ぎるシャンプーによって、必要な皮脂が洗い流されている可能性もあります。

皮脂には大切な役目があるので、それを根こそぎ洗い流してしまうと、頭皮に必要な水分量が保てなくなり、その結果ターンオーバーにトラブルが発生。角質層が小さくぽろぽろとはがれ落ちて、白い乾燥性のフケが出てきます。他にもアレルギー体質や敏感肌の人も、乾燥性のフケが出やすいので注意しましょう。

生活習慣の乱れ|不規則な生活や睡眠不足

ターンオーバーのトラブルは、生活習慣の乱れでも起こる可能性があります。普段から脂質が多めの食事をしている人は、皮脂の分泌量が増える傾向にあります。また栄養バランスが偏った食事や、不規則な食生活も皮脂過剰を招きます。

他にも睡眠不足で肌荒れになるように、睡眠の質が悪く不足気味になると頭皮環境も悪化します。この場合乾燥性と脂漏性と、両方のフケの原因になるので要注意。生活習慣が乱れると頭皮も不潔になりやすいので、頭皮環境の改善も難しくなります。

育毛には健康的な頭皮が欠かせない! フケ対策におすすめなケア方法とは?

髪を整える男性
ここからは、フケの悩みを解消するためにおすすめの方法を紹介しましょう。基本は頭皮環境を改善するために、シャンプーの仕方や生活習慣を見直して、頭皮のターンオーバーを正常に戻すことです。

短期間ですぐに解決することは難しいかもしれませんが、今日からでも始められることなので、今後の頭皮ケアの参考にしてください。

頭皮の状態に合ったシャンプーを使おう

フケ対策は、まず今使っているシャンプーの見直しから始めましょう。市販のシャンプーに配合されている合成界面活性剤は、場合によっては頭皮にとって刺激が強過ぎる可能性があります。

頭皮が乾燥しやすい人は、洗浄成分が強過ぎるシャンプーは避けてください。洗髪後にも適度な皮脂を残すことがポイントです。

脂質性の頭皮の人は、必要以外の皮脂は落とした方が良いですが、やはり強力な洗浄成分を含むシャンプーは避けて、アミノ酸系などの頭皮に優しいシャンプーを使い、毎日丁寧に頭皮ケアすることをおすすめします。

どれくらいの頻度で洗うのがおすすめ?

乾燥肌・脂性肌ともに強い洗浄成分を使ったものは避け、頭皮に優しいシャンプーを選べば、洗髪は毎日行っても問題ありません。脂性肌の場合は頭皮を清潔に保つためにも、毎日しっかりとシャンプーするべきですが、1日に数回洗う必要はありません。1日1回の洗髪で充分です。

乾燥肌の場合は、保湿成分を含んだシャンプーがおすすめです。また洗髪後に保湿効果のあるヘアオイルでマッサージするのも効果的。

他にもフケとかゆみ対策になる薬用シャンプーなら、乾燥肌・脂性肌それぞれに対応した商品が見つかるでしょう。

生活習慣を整えよう

特に脂漏性のフケに悩む人は、毎日の食生活を見直してみましょう。脂質や糖質が多い食品を摂り過ぎると、皮膚や頭皮から分泌される皮脂が過剰になります。肉類や高カロリー食品を多めに摂る生活を改善して、野菜類や穀物を中心にした食生活を目指してください。

頭皮環境は食事のタイミングにも左右されます。規則正しく3食を摂る生活を続けることで、頭皮のターンオーバーが活性化されるので、フケやかゆみも解消されやすくなるでしょう。

食事でとりいれたい栄養素は?

肌や頭皮を健やかに保つためには、何よりもバランスのとれた食生活が重要です。私たちの身体づくりには、タンパク質・ビタミン類・ミネラル類など多種多様な栄養素が必要です。

その中でもビタミン類の働きがポイントですが、特にビタミンB群を意識して多めに摂るようにしてください。ビタミンB群は、体内に摂取された栄養素を分解してエネルギーに変換すると共に、肌や頭皮を健康に保つ働きをしています。

野菜類・玄米・豆類・レバーなどに豊富に含まれているので、こうした食品を普段から積極的に摂りましょう。

良くならない場合は医師に相談しよう

これまでに紹介した頭皮ケアでフケが治まらない時には、別な原因も考えられるので、皮膚科の医師に相談することをおすすめします。

場合によっては脂漏性皮膚炎・頭部白癬・アレルギー性皮膚炎など、皮膚性疾患の疑いもあります。またフケはストレスが原因になることもあります。

自分では原因が特定できないフケについては、迷わず医師に相談した方が良いでしょう。

フケの原因はいろいろ|自分に合ったケア方法を見つけて健やかな頭皮を取り戻そう!

今回は2つのタイプのフケを中心に説明しましたが、フケやかゆみが気になる原因は、頭皮環境が悪くなりターンオーバーが適正に働いていないことが考えられます。

この状態を改善するためには、自分のフケの特徴と原因を確認して、自分に合った頭皮ケアを行う必要があります。正しい方法で頭皮環境を改善して、再び健康な頭皮を取り戻しましょう。

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