ミノキシジルとは? ナゼAGA治療で使われるようになったの?|ミノキシジルの効果とは? 副作用はある?

たくさんの薬品の瓶

薄毛・脱毛症で悩む人が利用する育毛剤や発毛剤に含まれることが多い「ミノキシジル」。ミノキシジルは、発毛効果を得るための重要な成分であるため、どのような効果があるのか把握しておくのが大切です。また、「実際に効果があるのか」「副作用はないのか」というポイントも気になるでしょう。

そこで今回は、ミノキシジルとはどのようなものか、効果・副作用も含め解説していきます。

ミノキシジルとは? ナゼAGA治療で使われるようになったの?

スポイトと試験管
ミノキシジルは育毛剤など薄毛や脱毛症に悩む人に効果がありますが、具体的にどのような成分なのでしょうか。ここからは詳しく説明します。

ミノキシジルは元々は血圧降下剤

もともとミノキシジルは、高血圧の治療に使われる血圧下降剤に含まれる成分のことです。アメリカの医療機関で開発され、高血圧で悩む人のために血管を拡張する目的で使用されていました。その後、AGA治療で使われる効果が認められるようになったのです。

副作用だった発毛効果|薄毛治療に使える商品へ

ミノキシジルを使用した患者に多毛・発毛が多く発生し、多くの臨床試験の結果によって、AGAなどの脱毛症に効果があることが認められました。詳しい発毛メカニズムは分かっていませんが、ミノキシジルを使うことによって頭皮の血管を拡張、血行を促進することによって、発毛を促すと考えられています。

この発毛効果に注目し、薄毛・育毛対策として開発が進められました。以上のような経緯があり、今では薄毛治療の薬として使われることが多くなったのです。

現在では髪の毛が少ない状態や、髪の毛が成長途中で抜けてしまう薄毛状態などの対策に有効です。つまり、ミノキシジルを使うことで髪の毛の量を増やすことや、太くて長い髪の毛にする効果が期待できるのです。

<ミノキシジルの効果とは? 副作用はある?

カプセル
ミノキシジルを使った薬品を使用する前に、どのような効果があるのか把握しておきましょう。実際にミノキシジルに効果はあるのか、副作用とあわせて紹介します。

ミノキシジル外用薬の効果|本当に発毛効果はあるの?

ミノキシジルは臨床試験により、発毛効果が認められています。用法用量を守って使うことによって効果が期待できます。

ミノキシジルを使い血管を拡張させることで、発毛や育毛に必要な栄養などを髪に届けることができます。

そのことで新しい髪の毛を生み出すのを促進したり、今まで成長し切る前に脱毛していた髪をしっかり成長させる効果があります。

つまり、発毛だけでなく育毛効果もあり、脱毛していた細い髪の毛を成長させるため、「髪を太くする」「髪が早期に抜けるのを防ぐ」という効果も期待できるのです。

しかし、ミノキシジルの効果を得るためには外用薬を使うだけでなく、頭皮環境や生活習慣を整えることも大切です。例えば、外用薬に含まれるミノキシジルを頭皮に行き渡らせるためには、頭皮を清潔に保ち毛根を健康な状態にする必要があります。

このような理由からミノキシジルを含んだ薬を使っても、発毛・育毛効果が得られないことがあるため注意しましょう。まずは、自身の生活習慣や頭皮環境を改善するところから始めることから始めてください。

タブレットなど内服薬の服用は勧められていない

ミノキシジルには外用薬と内服薬がありますが、国内では内服薬の服用は認可されていません。ミノキシジルの効果は「髪」に特化した薬ではないため、内服薬として使用すると発毛効果は全身に出てしまいます。全身が意図せず多毛になる可能性があるので、注意が必要といえるでしょう。

さらに、もともとは血圧を下降させる目的で使用されていたため、健康体の人が使用することでさまざまな影響が出ると見られています。国内では、ミノキシジルとフィナステリドを含んだ発毛薬を服用し、肝機能障害などの健康被害が出た事例があります。

この健康被害が出た事例が直接の要因というわけではありませんが、国内ではミノキシジルを含んだ薬を内服薬として服用することは認められていないため、もし治療の際に内服薬を案内されたらミノキシジルが含まれているか確認してください。

ミノキシジル外用薬の副作用はある?

ミノキシジルの外用薬にも副作用が出る場合があるので、使用前に十分理解しておくことが大切です。もちろん全ての場合においてミノキシジルの副作用が出るわけではありません。

しかし、どのような人でも副作用が出る可能性はあります。では、どのような副作用があるのか代表的な例を紹介します。

かゆみや発疹などが起きる可能性がある

ミノキシジル外用薬の代表的な副作用は、頭皮(使用した部分)へのかゆみやかぶれ、発疹などです。利用者によって、ミノキシジルを使った外用薬に含まれる成分がアレルギー反応を起こし、かゆみを発生させるケースが確認されています。

副作用が生じるかどうかは個人差による部分が大きいため、どれくらいの量を使えば発生するか、一概には言えません。副作用の発生を予防するためにも、用法用量を守り使用するようにしましょう。

もし副作用が発生した場合でも、ミノキシジル以外の成分が原因である可能性もあるため、医師に相談して適切な処置を行うことが大切です。

また、ミノキシジルを使うと一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こる場合もあります。これはミノキシジルの効果により、新しく発毛した髪に古い髪が押し出されることで発生します。この副作用は一時的なものであり、1ヶ月から2ヶ月で収まることが多いです。

発毛・育毛剤を使って髪の毛が抜けると驚くので、事前に初期脱毛する可能性を知っておくと良いでしょう。このような副作用は個人差による違いが大きく、人によっては全く影響が出ないこともあるので注意してください。

ミノキシジルは血圧降下剤から生まれた薬!

サムズアップする男性
ミノキシジルは発毛効果が認められた成分であり、今ではAGAの治療として多くの外用薬が生まれています。このミノキシジルは血圧を拡張する効果があるため、従来では血圧下降剤として使用されていました。

血圧を下げるためにミノキシジルを利用した患者に、発毛効果が多く認められたため、薄毛・AGAなどの治療薬として開発が進められたのです。ミノキシジルには頭皮に塗るタイプの外用薬と、タブレットなどの内服薬があります。

しかし、内服薬は健康被害が出た例が確認されているため、国内では認められていません。日本で使う場合は外用薬のみとなるので注意しましょう。

また、外用薬を使用する場合も、人によって頭皮のかゆみ・かぶれ、発疹、一時的な脱毛といった副作用が出るケースもあります使用する際は副作用を把握し、用法用量を守って使用するようにしましょう。

ミノキシジルという成分自体には、発毛や育毛の効果が認められていますが、ミノキシジルを含んだ薬を使えば必ず髪が生えるというわけではありません

頭皮の健康状態が悪かったり、生活習慣自体に問題があれば、ミノキシジルによって血管を拡張しても栄養を髪に届けることは難しいでしょう。

効果を最大限期待するためにも、薬に記載されている用法用量を必ず守り、正しく使用するようにしましょう。何か問題が発生した際は、医師に相談することも大切です。

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